しくみ早見

01 / NISA

新NISAの枠は、年間と生涯で数え方が違う

1年に入れられる額と、一生のあいだ持ち続けられる額は、別々に決まっています。この2つを1つの数字だと思って読むと、途中で計算が合わなくなります。

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01新NISAの枠は、年間と生涯で数え方が違う02iDeCoの拠出限度額は、いまの働き方で決ま03預金保険が守るのは、1金融機関につき1人1,04個人の店頭FXの倍率は、25倍が上限05投資者保護基金の1,000万円は、預金保険と06特定口座の「源泉あり」と「源泉なし」で変わる07株の受渡しは、約定日から2営業日08手数料に「かかるもの」と「かからないもの」が 01新NISAの枠は、年間と生涯で数え方が違う02iDeCoの拠出限度額は、いまの働き方で決ま03預金保険が守るのは、1金融機関につき1人1,04個人の店頭FXの倍率は、25倍が上限05投資者保護基金の1,000万円は、預金保険と06特定口座の「源泉あり」と「源泉なし」で変わる07株の受渡しは、約定日から2営業日08手数料に「かかるもの」と「かからないもの」が

表紙NISA01

本文 約1,069字節 4

1年に入れられる額 120 240 合計 360万円 一生のあいだ持てる額(買った値段で数える) 1,200 600 左=成長投資枠として使える上限。右の網の部分は、つみたて投資枠でしか埋められない。 帯の長さは金額に比例させている(1万円=0.333px。1,800万円で600px)。 出どころ:金融庁「NISA特設ウェブサイト」/租税特別措置法 第37条の14
この図は考え方を示すもので、金額そのものを保証するものではありません。

枠は2建てになっている

NISAの枠には、2つの数え方があります。1つは「1年間にいくら入れられるか」。もう1つは「非課税のまま、いくらまで持ち続けられるか」です。前者を年間投資枠、後者を非課税保有限度額と呼びます。

年間投資枠は、つみたて投資枠が年120万円、成長投資枠が年240万円。2つは併用でき、合わせて年360万円が上限です。

非課税保有限度額は、生涯で1,800万円。そのうち成長投資枠として使えるのは1,200万円までと決められています。つまり1,800万円すべてを成長投資枠で埋めることはできません。

年間投資枠生涯の限度額
つみたて投資枠120万円
成長投資枠240万円1,200万円まで
合計360万円1,800万円

金融庁「NISA特設ウェブサイト」および租税特別措置法 第37条の14。制度は改正されることがあるので、申し込む日にもう一度その資料で確かめてください。

枠は「買った値段」で数える

1,800万円という数字は、買ったときの値段(簿価)の合計です。買ったあとに値上がりしても、枠の消費は増えません。値下がりしても減りません。

たとえば100万円で買ったものが150万円になっても、使った枠は100万円のままです。「いま持っている資産の時価が1,800万円を超えたら枠が足りなくなる」ということは起きません。

売った枠は、翌年に戻る

保有していたものを売ると、その買値の分だけ枠が空きます。ただし、空いた枠がその年のうちに使えるようになるわけではありません。使えるようになるのは翌年からで、しかも年間投資枠(年360万円)の範囲内です。

この「翌年から」という条件を落とすと、売った直後に同じ額を買い直せると読めてしまいます。枠の話で計算が合わなくなる原因の多くが、ここです。

この記事は制度の数え方だけを扱います。何を買うか、いつ買うかは書きません。個別の商品を勧めることは、登録のない者にはできないためです。

11口座、金融機関は年に1回だけ変えられる

NISA口座は、すべての金融機関を通じて1人1口座です。金融機関を変えたい場合は年単位での変更になり、その年にすでに買い付けをしているとその年の変更はできません。

口座を移しても、前の金融機関で買ったものが移動するわけではありません。前の口座に残ったまま、非課税で持ち続けることになります。

金融庁「NISAを知る」の「口座開設」の項。

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石造りの建物の柱を見上げた写真
石造りの建物の柱を見上げた写真/CC0 1.0