しくみ早見

08 / 手数料

手数料に「かかるもの」と「かからないもの」がある

手数料は1種類ではありません。名前も、かかる場面も、差し引かれる場所もそれぞれ違います。

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01新NISAの枠は、年間と生涯で数え方が違う02iDeCoの拠出限度額は、いまの働き方で決ま03預金保険が守るのは、1金融機関につき1人1,04個人の店頭FXの倍率は、25倍が上限05投資者保護基金の1,000万円は、預金保険と06特定口座の「源泉あり」と「源泉なし」で変わる07株の受渡しは、約定日から2営業日08手数料に「かかるもの」と「かからないもの」が 01新NISAの枠は、年間と生涯で数え方が違う02iDeCoの拠出限度額は、いまの働き方で決ま03預金保険が守るのは、1金融機関につき1人1,04個人の店頭FXの倍率は、25倍が上限05投資者保護基金の1,000万円は、預金保険と06特定口座の「源泉あり」と「源泉なし」で変わる07株の受渡しは、約定日から2営業日08手数料に「かかるもの」と「かからないもの」が

表紙手数料08

本文 約1,173字節 6

売買委託手数料売買のたび信託報酬毎日信託財産留保額解約のとき為替手数料替えるとき口座管理料定期的に四角の数は「引かれる回数の多さ」を表す絵で、金額の大きさではない。実際の率は商品ごと・会社ごとに違う。出どころ:交付目論見書/各社の手数料表
この図は考え方を示すもので、金額そのものを保証するものではありません。

かかる場面で分けて並べる

手数料という言葉は、いくつも別のものをまとめて指しています。並べるときは「いつ引かれるか」で分けると、重なりが見えます。

名前いつどこから引かれるか
売買委託手数料売買のたび受渡代金
信託報酬(運用管理費用)毎日投資信託の財産から
信託財産留保額解約のとき解約代金
為替手数料円と外貨を替えるとき替える金額
口座管理料定期的に口座の残高

このうち信託報酬は、請求書が来るわけではありません。投資信託の財産から毎日少しずつ差し引かれるので、自分では払った実感がないまま引かれ続けます。

投資信託協会および各社の交付目論見書。実際の率は商品ごと・会社ごとに違うので、目論見書と手数料表で確かめてください。

無料」と書いてあるときに読む場所

手数料が無料と書かれている場合、どの手数料が無料なのかを確かめます。売買委託手数料が無料でも、信託報酬や為替手数料は別にかかります。

また、条件つきの無料であることがあります。一定の期間だけ、一定の金額まで、特定のコースを選んだ場合だけ、など。条件は同じページに書かれているのが普通なので、数字のとなりを読みます。

この記事は手数料の種類だけを扱います。どこが安いかは書きません。会社ごとの条件が細かく、比べた時点をそろえないと事実と違う表になるためです。

見る場所は決まっている

投資信託なら交付目論見書の「ファンドの費用・税金」の欄。株式の売買なら、会社の手数料一覧のページ。外貨なら、為替スプレッドの表示です。

どれも申し込む前に見られる場所にあります。口座を開いたあとでないと見られない手数料表は、原則としてありません。

同じ商品でも、買う場所で手数料が変わる

投資信託の信託報酬は商品ごとに決まっていて、どこで買っても同じです。一方で、売買のときの手数料は会社ごとに決めているので、同じ商品でも買う場所で変わります。

つまり手数料を比べるときは、「商品についている費用」と「会社が決めている費用」を分けて見る必要があります。この2つを足したものが、実際に払う額です。

外貨が絡むと、手数料は2か所で発生する

外国の資産を買うときは、円を外貨に替えるところで為替手数料がかかり、そのあとの売買で売買委託手数料がかかります。

為替手数料は「1ドルあたり何銭」という形で表示されることが多く、率ではなく金額で書かれています。取引の額が大きいほど、金額としては大きくなります。

解約のときにかかるもの

投資信託には、解約のときに基準価額から差し引かれる信託財産留保額があるものがあります。これは会社の収益ではなく、残る人のためにファンドの財産へ戻されるお金です。

設定されていない商品も多いので、あるかないかは目論見書の費用の欄で確かめます。

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石造りの建物の柱を見上げた写真
石造りの建物の柱を見上げた写真/CC0 1.0