02 / iDeCo
iDeCoの拠出限度額は、いまの働き方で決まる
毎月いくらまで出せるかは、自分で選ぶ数字ではありません。国民年金の何号被保険者か、勤め先に企業年金があるかで、先に決まっています。
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表紙/iDeCo/02
限度額は自分では選べない
iDeCo(個人型確定拠出年金)は、掛金の額を自分で決められる制度です。ただし上限は自分では決められません。国民年金でどの区分に入っているか、勤め先に企業年金があるかによって、法令で上限が決まっています。
| 立場 | 月あたりの上限 |
|---|---|
| 自営業・フリーランス(第1号) | 68,000円 |
| 会社員・企業年金なし(第2号) | 23,000円 |
| 会社員・企業型DCのみ(第2号) | 20,000円 |
| 会社員・確定給付年金あり/公務員(第2号) | 20,000円 |
| 専業主婦・主夫(第3号) | 23,000円 |
確定拠出年金法および同法施行令。国民年金基金連合会の案内。2024年12月1日施行の改正で、確定給付企業年金のある方と公務員の上限が変わりました。自分がどれに当たるかは、勤め先か運営管理機関に確かめてください。
第1号の68,000円は、他の制度と合わせた枠
自営業の方の68,000円は、iDeCoだけの枠ではありません。国民年金基金の掛金や、国民年金の付加保険料と合わせて68,000円までです。国民年金基金に加入している場合、その分だけiDeCoに出せる額は減ります。
60歳まで引き出せない
iDeCoでいちばん重い条件は、上限額ではなく、この一点です。拠出したお金は、原則として60歳になるまで引き出せません。
受け取り開始の年齢は、加入していた期間によって変わります。通算の加入者等期間が10年に満たない場合、60歳では受け取れず、期間に応じて61歳から65歳へと後ろへずれます。
| 通算の加入者等期間 | 受け取りを始められる年齢 |
|---|---|
| 10年以上 | 60歳 |
| 8年以上10年未満 | 61歳 |
| 6年以上8年未満 | 62歳 |
| 4年以上6年未満 | 63歳 |
| 2年以上4年未満 | 64歳 |
| 1か月以上2年未満 | 65歳 |
確定拠出年金法 第33条。国民年金基金連合会「iDeCo公式サイト」の受給要件。
この記事は制度の条件だけを扱います。iDeCoに入るべきかどうかは書きません。60歳まで引き出せないという条件が、その人の生活に合うかどうかで決まる話だからです。
掛金を出せるのは、国民年金の保険料を納めている間だけ
国民年金の保険料を免除・猶予されている期間は、原則としてiDeCoに拠出できません。免除を受けている方が先にiDeCoを始めると、手続きの途中で止まることがあります。
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